いつから始める?アンチエイジング
アンチエイジングのメカニズムはすなわち老化のメカニズムであり、お肌の構造をのぞく事で、わたしたちの生活に絶対欠かせないものである事がわかってきます。
いくつかの美容サイトを開くと、お肌の構造をイラストにしたものをよく見かけます。
女性の皮膚は、男性のそれと比較しても、かなり薄いことがわかります。
表皮をめくると真皮といわれる層が表れます。
表皮はさらに最上部の皮脂膜から始まって角質層、顆粒層、有棘層、基底層から構成されており、真皮層は表皮の最も奥まった部位にあります。
われらが潤いともちもち肌には欠かせないコラーゲン、ヒアルロン酸、アミノ酸といった美肌成分は真皮層下で生成されます。
紫外線は、皮脂膜を突き通して基底層にまでたどり着き、正常な細胞を破壊してメラニン色素を生成します。
長い年月をかけて、メラニン色素が蓄積されていくと、やがて、表皮にまで上がってきます。
これがしみとなります。
角質は、表皮に最も近いところにあり、皮膚の保湿を維持するためにふたのような働きをします。
新陳代謝が活発な時には、すぐに新しい角質が生成されるので、お肌の水分は維持されます。
潤い成分は、ヒアルロン酸やコラーゲンらによって生成されているのですが、加齢と共に、生成量は徐々に衰え始めます。
20歳をピークに、生成されなくなりますので、消耗されていくだけになります。
40代をすぎた頃には、ついに空に近い状態となりますから、様様なトラブルをお肌の上に引き起こすようになります。
もうおわかりですね。
アンチエイジング対策は20代にはいる頃には始めるべきなのです。
15〜6歳のお肌と20代をすぎてからの肌とのきめの細かさの違いは、一目瞭然です。
紫外線は、加齢を促進させる最大の原因であると言うことは、多くの専門家が指摘しています。
少なくとも、肌細胞の奥深いところではすでにダメージが確実に広がっているのです。
遅くとも三十路に突入する前に、アンチエイジングに真剣に取り組むべきです。
40代を過ぎてからあわててエステや美容外科に走り、無だな経費をかけるなら、若い世代からお肌をいたわってあげた方が、ずっと現実的であると知ってください。